高校数学の解き方

高校数学の教科書や大学入試の問題を解いています。簡潔で分かりやすい解答、模範解答を目指します。

ピアノ発表会のビデオ撮影と編集(動画の撮影と編集)

 ピアノ発表会をホームビデオカメラで撮影し、ブルーレイレコーダーで簡易編集し、ブルーレイディスクに書き込んで保存または配る方法についてお話しします。

用意するもの
・ホームビデオカメラ(三脚も)・・・これをやろうとする人は持っていますよね。
・ブルーレイレコーダー(テレビも)・・・ほとんどの家庭にあると思います。
ブルーレイディスク・・・ケース付きで10枚や20枚のセットで売られています。
・ピアノ発表会のプログラム・・・忘れないように。

なくても良いが、あればなお良いもの
・パソコンとラベル印刷ソフト・・・

ビデオ撮影

 カメラをしっかりした三脚に固定します。撮影位置は、客席後方の中央が適しています。階段状の客席ならそのままで良いと思いますが、平らな場合はいすや机の上に置くなど、高さを調整したほうが良い場合があります。ピアノの鍵盤と演奏者の横顔をねらいます。演奏者の正面の顔や姿は、あいさつのとき映ります。
 撮影時、カメラの向きは変えません。ズームもしません。プロのカメラマンではないので、カメラを動かすと出来上がりはあまりよくありません。カメラの前を通る人もいますが、演奏と演奏の間のことですし、多くの人がカメラの邪魔をしないように配慮してくれますので、ほとんど気にする必要はないと思います。
 音については、カメラがこの位置だと客席の雑音も入りますが、それも臨場感と解釈しています。どうしても良い音で取りたい方は、ピアノの近くにマイクをセットすることになります。カメラに指向性マイクの切り替えが付いている場合、それを使う方法もあります。ただ、これは発表会であってコンサートではありませんから、音はこだわらなくてよいと思います。音は成長してピアニストとして活動するようになってからで良いと思います。まあ、プロのピアニストになったら、撮影や録音もプロに依頼することになると思いますが。

カメラアングルの例(ピアノの周囲がもう少し空いていても良かった。)

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ビデオ編集(動画編集)

 ビデオカメラからブルーレイレコーダーにデータをコピーします。簡単な方法としては、USBケーブルでつなぐか、SDカードを使うかだと思います。
 ブルーレイレコーダーにデータが入ったら、コピーを1つ作っておきます。これは編集で失敗したときに、やり直せるようにするためです。
 ブルーレイレコーダーで簡易編集をします。まず、演奏者ごとに分割します。メニューから番組編集、番組分割を選ぶとできます。その際、余分な部分や不要な部分は消去します。次に、演奏者ごとに分割された番組に名前を付けます。メニューから番組編集、番組名編集を選ぶとできます。

番組名の例
〇〇〇〇(高3)月光(ベートーヴェン)

 〇には演奏者の名前を入れます。学年や曲名、作曲者名などを入れます。文字数が多くなると表示されにくくなりますから、うまく省略することが大切です。オーパスやケッヘルなどの作品番号を書くのが正式ですが、それを書くと長くなるし、ピアノ発表会のビデオを見る人にはわかりやすさを優先します。

〇〇〇〇(高3)ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ第14番「月光」Op.27-2

 作品番号を入れないと、他と区別できないときは必要なので入れます。

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ブルーレイディスクに書き込む

 1枚のディスクに書き込みたいので、番組容量を確認します。実際にダビングの直前まで操作してみると分かります。その際、ブルーレイディスクを入れる必要はありません。分割したすべての番組の容量の合計が25GB以下なら、通常のブルーレイディスクに書き込めます。それを超えて50GBまでなら、2層のものを用意します。DVDにも書き込めますが、音は変わりませんが画質がかなり落ちる上に、書き込みに再生時間分かかります。
 
ラベル印刷

 ブルーレイディスクの表面に題名などを印刷します。もちろんサインペンなどで手書きでもよいですが、見栄えをよくするためにはパソコンを使って印刷します。ラベル印刷できるブルーレイディスクを使う必要があります。
 ラベル印刷ソフトは、私はエプソンのプリンタを使っていますので、エプソンのPrint CDというソフトがパソコンに入っていて、それを使っています。

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 ネット上を検索すると、専門業者のサイトが多く、素人や趣味の範囲のサイトでも書かれていることがかなりマニアックです。ピアノ発表会のホームビデオを、祖父母やお友達に配る程度ならもっと簡単にしても良いと思います。また、ピアノ発表会は子どもの成長にともなって何度もありますから、後で見て楽しむには撮りっぱなしでは不便です。ピアノ発表会では、学年の上の子の演奏を何年か先に自分の子が演奏することもよくあり、整理されたビデオが残されていると大変参考になります。さらに、数年分の自分の子の演奏だけをコピーして、1つのブルーレイディスクに焼いたり、ブルーレイレコーダーの内臓メモリ(HDD)に残しておけば、いつでも見て楽しむことができます。以上のようなことから、手間暇とお金をかけず、簡単にできるピアノ発表会ビデオの作成方法をお話ししました。